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新たな成長戦略を捉えた新業態「バイリンガル保育園」の開設に関するお知らせ

当社グループ会社で保育園・学童クラブ・児童館を運営する株式会社日本保育サービス(以下「日本保育サービス」といいます。)は、当社グループ初となる英語に特化した「バイリンガル保育園」を2023年4月に首都圏で3施設開設することを本日決定しました。

バイリンガル保育園イメージ

1. 新業態「アスク バイリンガル保育園」開設の背景

当社グループを取り巻く経営環境は、出生数の急激な低下に伴う少子化の加速、継続的な保育士不足、未だ収束の兆しが見えない新型コロナウイルス感染症を背景とした利用控えによる待機児童の減少など、先行き不透明な状況が続くと想定されており、こうした状況下で新規開設による量的な拡大を優先させるのではなく、社会環境の変化や保護者ニーズに対応した更なる子育て支援サービスの質的向上による「選ばれる園・施設」への変革が求められております。
このような社会環境の変化に対応し「選ばれ続ける園・施設づくり」を推進すべく、当社グループは他社との競争優位性を図るべく、英語・体操・リトミック・ダンスなどの幼児学習プログラムを拡充し、全国で運営する200以上の保育園で実施しています。
特に英語プログラムに関しては小学校での必修化への対応として保護者からのニーズが高く、日本保育サービスが運営する東京都認証保育所においては通常のプログラムに加えて学習内容をレベルアップした「発展プログラム」も提供し、好評を博しています。
日本保育サービスは、このような子育て世代のニーズを捉え、当社グループで提供している英語プログラムのノウハウをもとに、首都圏で運営している認可保育所1園と東京都認証保育所2園の計3園を、英語に特化した「バイリンガル保育園」に業態変更いたします。
「バイリンガル保育園」では、指導経験豊富なネイティブ英語講師が常駐し、日本語と英語のイマ―ジョン教育*を提供することで他園とは異なった特色を打ち出し、更なる受け入れ児童の拡大を目指してまいります。
当社グループは、今後も社会環境・保護者ニーズの変化に対応した「選ばれ続ける園・施設づくり」を推進し、業容拡大とともに収益向上を図ってまいります。
 (*イマ―ジョン教育とは、1960年代にカナダで始められたバイリンガル教育法です。英語の「immerse(浸す)」が語源で、「その言語に浸りきって習得する」という意味です。日常生活で外国語を使用し、母国語をしっかりと発達させながら、外国語の習得を目指します。)

2.新業態「バイリンガル保育園」の概要・開始時期

① 施設名
アスク バイリンガル保育園 永福
(東京都杉並区・旧名称:アスク永福保育園・種別:東京都認証保育所)
アスク バイリンガル保育園 亀戸
(東京都江東区・旧名称:アスク亀戸保育園・種別:東京都認証保育所)
GENKIDS バイリンガル保育園 新子安
(神奈川県横浜市・旧名称:GENKIDS新子安保育園・種別:認可保育所)

② コンセプト・ねらい
「英語を通して知識を培い、未来の選択肢を無限大に」をコンセプトに、英語を学ぶことが最終目的ではなく、「イマ-ジョン教育」の考え方をベースとして母国語としての日本語を大切にしつつ、英語環境の中で保育活動をすることで日常的な生活の中から知識の習得を目指します。指導経験豊富なネイティブ英語講師とともに、日々の生活を通して様々なプログラムを経験することで、より楽しく自然に、英語を身につけます。

③ 対象年齢
全クラス(0歳児~5歳児)

④ 開設時期
2023年4月1日

3.今後の見通し

本事業の開始に伴う当社グループの連結業績に与える影響は軽微でありますが、待機児童が減少するなか、バイリンガル保育園の開設は児童数の確保につながると考えており、中長期的に当社グループの業績向上に資するものと考えております。また、今後お知らせすべき事項がありましたら、速やかにお知らせいたします。


本件に関するお問い合わせ先


株式会社JPホールディングス
広報IR部 都志・牛田
Tel:03-6433-9515
E-mail:jphd_pr@jp-holdings.co.jp

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