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JPHDグループ障害者雇用の取組み

JPHDグループ 障害者雇用の取組み
~手作りおもちゃ制作センター「スマイル工房」では、障害者の活躍の場拡充とスキル向上を応援しています~

子育て支援事業最大手 JP ホールディングスのグループ企業である日本保育サービスでは、障害者が自身の得意な分野を生かして活躍できる制作センター「スマイル工房」を2017年10月より開設しています。スマイル工房では、こどもの発達に合わせたおもちゃを手作りしており、制作したおもちゃはJPホールディングスグループが運営する全国の保育園に届けられ、日々の保育の中で保育士の負担を軽減し、保育の充実を支援する役目を担っています。

保育に活用できる手作りおもちゃを制作

スマイル工房には、2020年10月現在 7名の従業員が就業しており、こどもの発達に合わせた手作りおもちゃの企画・制作を行う他、園からの要望に合わせたおもちゃを制作しています。五感の中でも特に触覚・視覚・聴覚などを育むおもちゃであることをコンセプトに、「洗濯機で洗える素材を使用する」「パーツには誤飲を防止する大きさのものを使用する」「毛玉ができにくい素材を選ぶ」など、安全面にも配慮して制作を行っています。制作した手作りおもちゃは、当社グループが運営する全国200ヶ所以上の保育園に届けられており、既製品にはない温かみが、こどもたちだけではなく保育士や保護者にも好評です。

【スマイル工房で制作されたおもちゃの一例】

保育現場との関わりを通じて、障害者の職業的自立と社会参加を支援

障害者の中には、特性や周囲の理解不足などにより、自分らしく力を発揮できず、職場で働きづらいという悩みを抱える人もいます。スマイル工房では、2名のコーディネーターが各従業員の相談に乗りながら、一人ひとりが無理せず働くことができるよう支援しています。
また、おもちゃをもらった保育園からお礼の電話や手紙が届いたり、制作したおもちゃが実際に保育現場でこどもたちの育ちに役立っている様子を見学したりすることで、社会との繋がりややりがいを より感じられる場となっています。

こうした環境下で勤務を続けることは従業員の自信にも繋がっています。昨年度までスマイル工房で勤務していた従業員の中には、就業意欲が高まり当社グループの本部職員や自治体の正規職員として採用された従業員もおり、当社グループはスマイル工房の取組みを通じて障害者の社会的自立に向けた支援活動に貢献しています。

昨年から続く新型コロナウイルス感染症の影響下では、障害者に配慮した在宅勤務体制に初めて取組みました。職場と異なる環境でも従業員に安心して就業してもらえるよう、定期的な電話連絡の実施や依頼業務の調整などを行い、通常時と変わらない制作量と品質を維持しています。

JPホールディングスグループでは、今後も、全ての人々が働きやすい環境の整備を進めながら、多様な人材の活用を目指すダイバーシティーマネジメントに取り組んでまいります。


本件に関するお問い合わせ先


株式会社JPホールディングス 東京本部
広報IR部 都志・牛田・筒場
Tel:03-6433-9515
E-mail:jphd_pr@jp-holdings.co.jp

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